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Aug 02, 2023

AppleのパートナーであるGlobalstarが元Qualcomm幹部のJacobsをCEOに任命

[8月29日 ロイター] - グローバルスター(GSAT.A)は火曜日、クアルコム(QCOM.O)の元最高経営責任者ポール・ジェイコブス氏を最高経営責任者(CEO)に任命し、アップルの緊急通信サービスを支える衛星会社の株価が20%近く急騰した。

60歳のジェイコブズ氏は、IPOを目指す半導体企業アームの取締役でもあり、約5年間CEOを務めて退任するデービッド・ケーガン氏の後任となる。

グローバルスターはまた、ジェイコブズ氏が共同設立し、最近率いていたワイヤレス技術の新興企業であるXCOM Labsと、特定の主要な技術と人材への独占的アクセスに関する契約を結んだと述べた。

約6,400万ドル相当の普通株式約6,000万株の発行を含むXCOMライセンス料を支払うことになる。

ジェイコブズ氏は2005年から約10年間クアルコムのCEOを務め、チップ会社を世界のスマートフォン業界の主要サプライヤーの1つへと導いた。 同氏は、長期的には同社の買収を目指す意向を明らかにした後、2018年に取締役会から追い出された。

「私たちは過去 20 年にわたり、XCOM チームと緊密な協力関係を築いてきました」と Globalstar のエグゼクティブ会長 Jay Monroe 氏は述べています。 「XCOM のリーダーの何人かは、クアルコム時代にオリジナルの Globalstar システムに貢献しました。」

衛星会社は昨年アップルと提携し、iPhone 14が携帯電話ネットワークのない地域から遭難信号を送信できるサービスを実現した。

アップル(AAPL.O)は11月、緊急SOSインフラの開発に4億5000万ドルを約束し、その大部分がグローバルスターに寄付されるが、他のどの企業が残りを受け取るかは明らかにしていない。

この契約により、プレイヤーは高額な維持費に直面して利益を上げるのに苦労している業界で、世界最大手の企業の1つにグローバルスターの将来が結びついた。

イリジウム・コミュニケーションズ(IRDM.O)は5月初めにクアルコムと提携し、アンドロイドユーザー向けの緊急SOSメッセージングを開発し、アップルと対決した。

バンガロールのArsheeya Bajwaによるレポート。 編集:デヴィカ・シャムナス

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